インドから来日したメーリメータ音楽院のこどもたち

台風がくる前の9月下旬の晴れた日々。インドのムンバイからメーリ・メータ音楽院の子供たち19名が日本にやってきた。

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メーリ・メータ音楽院は大指揮者であるズービン・メータの父で音楽家でもあったメーリ・、メータの名を冠して「インドの子供たちに早くから音楽文化に親しませ、大人たちには成長の機会を提供する」との目的で20年ぼど前に設立された財団。
世界の優れたオーケストラや音楽家をインドに招聘したり、幼児から大人まで数百名に器楽や合唱の指導、音楽セラピー、プロ研修などを提供している組織で今回はそのなかで小学生から高校生を中心に構成された弦楽アンサンブルのメンバーが来日。
イスラエルのオーケストラでズービンメータに認められ、1年半前からこの音楽院でヴァイオリンを教えている西村美香さん(私の慶応ワグネルの後輩でもある)の発案で、今回、高崎音楽祭での高崎市少年少女オケとの共演、
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代々木でのナマステ・インディアでの演奏(冒頭の写真)、慶応高校ワグネル・オケ訪問での交歓演奏(以下)が実現した。
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私と、テレ朝で長年「題名のない演奏会」プロデュースをした磯村君の二人でこの日印音楽交流実現をお手伝いしたもの。

もちろん、ボランティアでの2〜3カ月にわたるお手伝いだったのだが、日本の習慣を知らないインドの事務局の人たちとの連日の準備連絡と彼らのわがままに「それはダメ、あれもダメ(わたしの言葉)」の連日の電話。今回の来日を可能にしてくれた高崎音楽祭実行委員会や高崎市の職員の方たちとの連絡。慶応高校の先生や生徒たちとの準備作業、資金調達のためのチャリティーコンサートや、ディスカバー・インディアという団体の方たちのサポートによるナマステインディアへの出演やチャリティー昼食会、連日の資金調達努力・予算修正、宿泊やバス手配などなど・・めまぐるしい連日のお手伝い。 

これらのちょっとした苦労も、子供たちの連日の ”I am so excited" の言葉や "we are so proud of playing in the high school full orechestra " などの喜び。さらには日に日に向上する演奏内容で報われた日印文化交流であった。

 

継続は力なり



継続は力なり・・・これを逆からいうと「継続しないと、力にはなりませんよ」ということになる。
今年4月中旬にアンサンブル・コンサートをやってから、あ事情があったにせよ、クラリネットを3カ月ほどまじめに吹いてなかったら、ちょっと下手になってしまった。そのことに気づいて、7〜8月に2回ほど師匠の鈴木良昭先生にレッスンをお願いしたところ、基本がばらばらになっていることを発見。来週の本番を控えて、ここ3週間ほど毎日吹いていたら、少し回復してきたような・・・。やはり、おけいこ事はまじめに続けないといけませんね。
わたしのクラリネットの回復ぶりをチェックしたい人は、9月17日(水)19時にマエストローラ音楽院へどうぞ。
近く来日するインドはメーリメータ音楽院の子供たちのためのチャリティーコンサートの冒頭で、シューマンの「幻想小曲集」を久しぶりに演奏いたします。

JACROTANGS・・・生まれたばかりのグループ

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この写真を見て、どんな音楽が耳に流れるだろうか?

そう、東北は相馬の海と空をイメージしたタンゴ風の新曲・・・うしろでベースを弾いている木田浩卓が作曲した「夏の記憶」だ。

ジャズ・ベーシストで作曲家の木田浩卓、アルゼンチンに長く暮らしたバンドネオンの平田耕治、ヨーロッパで研鑽を積んだクラシックピアニストの加畑嶺(写真では隠れているが)。この3人で結成したのが、JACROTANGS。ジャズ、クラシック、タンゴを融合して、あらたなウェーブを巻き起こそうという野心に満ちた若きミュージッシャンたち。

写真は、この二人にギターの伊藤智也とヴァイオリンの那須亜紀子が加わって、7月1日にマエストローラ音楽院のサロンで行われた「復興支援コンサートfor南相馬」の演奏風景。

この日、30数名の聴衆を前に2回にわたって演奏されたのは、木田浩卓の作曲したStraight Ace,25時30分の孤独、左目に映る天国、夏の記憶、冬の前日・二色の水平線、月の夜・雪の街、そして、ピアソラ作曲の悪魔のロマンス、Contrabajissimo のユニークで心を揺さぶる曲の数々。

この日がまだ結成後二回目の公演となったJACROTANGS…これからが楽しみなグループだ。
彼らのこれからをチェックしたい方は  http://ameblo.jp/reykabata/ を見てください。
彼のクラシック・ピアニストとしての実力は以下をチェック。
http://www.youtube.com/watch?v=xHjSuXpUhkc 

それぞれに新しい世界が広がりますよ!


ある演奏会の始まる前

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どこの写真かわかるかな?

2012年3月18日です。

コンサートが始まる前の高揚感がにおってくるような?

久しぶりに行った慶応義塾ワグネル・ソサィェティ・オーケストラ(現役)のサントリーホールでのコンサートが始まる前の風景。

この日の演奏は私のすきなラフマニノフ第2交響曲を中心とした、ロシア、東ヨーロッパのプログラム。後輩たちもなかなかやるわい・・・と競争心を燃やされて帰途に就いたのでした。

キリンフィルハーモニー管弦楽団第2回コンサートが渋谷さくらホールで

 1年が経つのはあっという間。キリンフィルが早くも2回目のコンサートを、新しくできた渋谷のさくらホールで開催。写真は本番前のリハーサルの様子。

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メンバーは1年前の50人が15のグループ会社から集まった70人に。聴衆も1年前の300人が今回は500人に。世の中は低成長どころかマイナス成長もあるというのに、ここではまさに高成長。

演奏されたのは、
ビゼー 小組曲「子供の遊び」
シューベルト 交響曲第7番ロ短調「未完成」
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調 作品92

いずれも熱の入った演奏となったが、聴衆を沸かせたのがアンコールの2曲目に演奏し、聴衆とともに歌った「ビア樽ポルカ」

メンバーの一人がオーケストラ版を編曲。社員の一人で医薬品の営業所長さんが美声で歌唱指導。満場の歌声と拍手で大いに楽しめるコンサートとなった。

ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートでいつも人気の「ラデツキー・マーチ」のように、キリンフィルの定番になりそうですね。

なお、メンバーの中で二番目の年長者である私は、ベートーヴェンの1st クラリネットを担当。本当の汗と、冷や汗の2種類をかき分けながら、演奏後の打ち上げ、2次会も含めて、大いに楽しませていただきました。



花岡伸子チェロリサイタル・・・2011年12月の思い出(7)

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数ある昨年12月のコンサートのなかでも、20世紀のチェロ曲を集めたユニークなプログラムと、それらを見事に表現したという意味で、英国ロイヤルフィルのチェロ奏者であり、マエストローラ音楽院の講師でもある花岡伸子(はなおか・しんこ)のリサイタルは秀逸だった。

当日のリサイタル、前半はアルヴォ・ペルトのフレートリスと、ストラヴィンスキーのイタリア組曲。そして、前半に劣らず素敵なドレスに着替えて現れた後半は、ピアッツォラのオブリビオン(忘却)とラフマニノフのチェロ・ソナタ ト短調。いずれも個性的な20世紀の、しかも超絶技巧を必要とする名曲の数々。

彼女のように自由に羽ばたきながら、しかし細部では正確きまわりない音楽を演奏できるチェリストは、あまり日本にはいないのではないだろうか。

ロマン派のものを一切いれず、1901年から1977年にかけて作曲された音楽の数々。12月23日の崔文洙・鈴木良昭コンビによる現代曲ばかりのコンサートと同様、聴衆をうならせる素晴らしい演奏だった。

今回も花岡伸子のリサイタルを聴き逃した方。次回リサイタルは未定ですが、来年秋以降、まめにチェックしてお見逃しのないように!

わからなくなったら、info@maestrora.jp に問い合わせてみよう。

この秋もデュオハヤシ・フレンドリーコンサート:とっておき室内楽

 去る11月3日、今年2011年のデュオハヤシのフレンドリーコンサートが代官山のヒルサイドプラザ・ホールで行われた。

今回は近代ロシアの作品が取り上げられた。ロマン主義、モダニズム、バレエ音楽の三つをキーワードにロシア音楽の魅力に迫ろうという試みだ。

演奏されたのは、ラフマニノフ、プロコフィエフ、スクリャービン、ショスタコーヴィッチの小品やソナタなど。

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お二人の素晴らしいアンサンブルを披露するだけでなく、いつも楽しませるのがお二人による曲の解説。いつものソナタ形式の説明から、作曲家それぞれの特徴を譜面づらから説明するなど、興味深いあれこれが聴けるのが楽しい。

今回面白かったのは「ラフマニノフのピアノ譜は、まるで深い森のなかにいるよう。木々に絡まる蔦があって、一体どこへ行くのか先が見えない!」とか、ソフトなショパンにたいして「鋼鉄の男といわれたプロコフィエフ」が、美しいバレエ音楽をかけたのはパリにいた時だけ?などなど・・・。

二人のアンサンブルは、実に見事で、ピアノとチェロが前に出たり、後ろに控えたり、音がマクラメやタペストリーのように絡み合い、あらたな色彩を醸し出すところだ。

毎年のように、関西から出てきてやっておられるこのコンサート、今年を見逃した方は是非とも来年お越しください。

新宿御苑で菊花展が開催中!

この時期になると、マエストローラ音楽院から30秒で行ける新宿御苑駐車場が混み始める。
理由は11月1日から15日まで、菊花壇展をやっているから。
新宿御苑の門の前にはこんなPR用の菊が。

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このところ、忙しくて新宿御苑を覗く暇がないのだが、お時間のある方はぜひどうぞ!
昨年はこのブログでもご紹介しましたが、見ごたえのある菊がずらり。
値打ちがありますよ。


しもたかフィルが、しもたか音楽祭で「新世界」を演奏!

 2011年10月30日、つまり一昨日の日曜日。 京王線下高井戸近くの松沢小学校講堂で、しもたか音楽祭の最後を飾って、しもたかフィルがドボルザークの「交響曲第9番:新世界」を演奏。

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これは、演奏者(つまり、クラリネットの私)が、本番直前に演奏者側から撮ったコンサートの様子。(こんなことを、プロのオーケストラメンバーがやったら、即刻クビですよ!)

写真では、なんかざわついた雰囲気ですが、我々の演奏が始まると聴衆はシーンと集中して、年々急速なスピードで演奏レベルが上がっていくしもたかフィルの名演奏に聴きほれてくれました。私も首席クラリネット奏者として、いくつかのクラリネット・ソロを含むこの名曲を楽しませていただきました。

実はこの日の演奏は来週日曜日に代々木青少年センター(大ホール)で19:30から開催されるしもたかフィルの定期演奏会の予行演習のようなもの。 そんな気楽な演奏のあとでは、下高井戸商店街のお祭りの一環とあって、メンバー一同、近所のお店で盛大に商店街に協力したのでありました。

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これが「ご近所フィル」の実態、そして、輝く未来への可能性でもあります!

お時間のある方は、ぜひ11月5日(土)19:30〜に代々木の青少年オリンピックセンターにお越しください。




林徹也ヴィオラリサイタルを聴いて

 昨日、目白の近くにある「雑司ヶ谷音楽堂」で、林徹也ヴィオラ・リサイタル(林美智子とともに)があった。 100人弱の客席をもつ音楽堂はこんなところ。

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ピアノの後ろに立てかけたように飾っているのは林美智子先生のお姉さんである田中千世子さんのテキスタイルアートワーク。ちょっとした、演奏とのコラボレーションだ。

リサイタルはフンメルの小曲から始まり、ヒンデミットのヴィオラ・ソナタまでが前半のプログラム。ヒンデミットは馴染みのない曲だが、独特のリズムやメロディーで楽しませ、聴きこませた。

後半は楽しく聴かせるシューベルトのソナタ「アルペジオーネ」と、クライスラーの「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」そして、最後がシューマンの「アダジオとアレグロ」

ますます円熟みを増しながらも、低音が響く力強いパートや、ロマンチックで繊細な高音域の美しい音色が耳に快く響いた、気持ちの良い秋の午後となった。

お客様たちとくつろぐ林徹也さん
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そして、林美智子さん。

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